魅惑のテレアポボイス

こんにちは!

オトライフミュージック講師の鈴木さんです!

 

タイトル謎!

 

 

今回は声のお話。

 

「ミックスボイス」みたいな話ですが、ボイトレといえば気になるワードランキング上位のくせに、人によって解釈が違うという面倒なアレなので、あくまでみたいな話です。

 

地声から裏声に変わる際に、普通に音程を上げていくとどうしても引っかかるようなポイントができると思います。

 

まずはこいつの原因ですが、それは地声と裏声の発声の仕方の違いにあります。

 

地声=声帯が閉じていて、その間に息を通して、振動で音が出る。

裏声=声帯が開いていて、そこに息を通して、笛のように音が出る。

 

声帯が切り替わる際に、声に引っかかりができるんですね。

 

こいつを無くしちまう方法として、「ミックスボイス」とか「ミドルボイス」とかって、地声と裏声を混ぜたような中間の声が幅を利かせてるわけです。

イメージとしては、「仕事中に電話に出たときの声」、または「母親が家の電話に出たときの声」です。

今しがたまで、テレビを見ながらこの世のすべてに悪態ついていた母親が突如として発声する「はい、鈴木でございます~⤴」の声はとてもきれいに響きます。

 

テレアポや、ショップ店員の第一声って感じですね!

なので、鈴木はテレアポボイスと呼んでます。

 

 

この声の時の、響きのポジション、声帯の感覚のままで歌を歌うことができると、裏声への切り替えがスムーズになります。

そこから派生して強い裏声を作ることもできるので、高いキーの曲を歌う時に重宝しますね。

 

ただ、地声と裏声の切り替えが分かりにくい声も魅力ですが、地声と裏声の違いがはっきりしている魅力的なアーティストさんもたくさんおりますので、どちらかが正解って話ではありません!

 

ザックリまとめると色んな歌い方ができると楽しいですよ!って話ですね。

 

 

歌声は作れますので、日々研究して、自分の目指す声を見つけてくださいね!